セルフ極上癒し方法

皆様、私、抗体が欲しいです。NYではここ最近、感染者、入院数が減少傾向にあることから、数日前より無作為による3000人の抗体調査が行われまして、先ほど、なんと!全体の14%もの方に抗体があり、NY州だけで推定感染者は270万人というエライコッチャな数字が発表されました。現在の公式発表数の約10倍なのだそうですが、逆を言えば、無症状かつ軽症で抗体を獲得され方が多数存在しているということです。

ただこのニュース、見方を変えればポジティブなお話ではあるのですが、やはり、数字だけを見ると、ネガティブなインパクトの強いニュースでございます。長期のおこもり生活がツライ方にとっては、ネガティブなニュースが重なると、どんどん落ち込みがひどくなり自律神経が乱れ始め、体調を崩したり、うつ病を発症しかねません。私、2月頭より自主的におこもり生活を初めて2ヶ月強となりますが、最も重要なことは、メンタルコンディションを正常に保つことだと実感しております。そこで本日は、リラックス効果絶大の、超オススメ「自律神経訓練法」をご紹介したいと思います。

「自律神経訓練法」は、1932年ドイツの精神科医シュルツ博士によって考案された自己催眠法かつリラクゼーション技法であります。これを行うことにより自律神経を整え心身共に極上のリラックスを体験することができます。疲労回復、ストレス緩和、神経症、うつ病の改善などに効果があるため、精神科や心療内科で広く導入されております。実際、私の健康情報源のひとつである「ためしてガッテン」の「うつ病特集」でも、効果のある技法として紹介されましたw。

ではさっそく、その方法についてご紹介いたしましょう。

 


はじめる前に


①トイレはすませておく

②アクセサリーやヘアゴム、時計など、身につけているものはすべてはずす

③ゆるい服に着替える。しめつけのないもの

④部屋は暗めにし、雑音などが聞こえない場所をえらぶ

 


体勢


●背もたれのついた、両足裏がしっかり床につく椅子にすわる

●もしくはあおむけで図のように寝転ぶ(断然コッチがオススメ!寝落ちのキケン有)

 


自律神経訓練法


自律神経訓練法は、背景公式(準備段階)+1〜7公式(7項目)+消去動作に分かれています。自己催眠法が基本となっておりますので、上述したように仰向けに寝転んだら、ゆっくりと「心の中」で自分に語りかけていきます。各公式は最低1〜2分ずつですが、その日のコンディションによって、変えてみてください。

 

● 背景公式(準備段階):「気持ちが落ち着いている」(約1〜2分。落ち着くまで)

● 第1段階 安静練習:「両腕両脚が重たい」

● 第2段階 温感練習: 「両腕両脚が温かい」

● 第3段階 心臓調整練習:「心臓が静かに打っている」

● 第4段階 呼吸調整練習:「呼吸がとても楽になっている」

● 第5段階 腹部温感練習:「お腹が温かい」

● 第6段階 額部涼感練習:「額が気持ちよく涼しい」

*背景公式の時、深呼吸をする。口から吸って、鼻からできるだけゆっくりはく

*第1、2段階は、右腕、左腕、右脚、左脚、両腕、両脚、の順番で行ってください

 


消去動作


自己催眠ですので、下記の運動により元の状態に戻ることがとても大切です。最後に必ずこの動作を行ってください。

① 両手両脚の開閉運動

② 両膝の屈伸運動(仰向けの場合を足を立てたり伸ばしたり)

③ 大きく伸び

④ 深呼吸

 


その日のコンディションによって、多少トリップwの深さは変わるんですけど、バチッと深いとこまでハマると、気持ちが良すぎてヤバいですw。意識は起きているのに、体は完全に眠っている状態なので、リラックス効果と多幸感がすごい。ぜひ何度も繰り返し練習して、生活習慣の一つとして取り入れてみてください。慣れてくると、極上エステに通った後みたいな爽快感を味わうことができますよ!

余談ですが、私この訓練法を、およそ12年ほど前、自己催眠によるダイエット方法が書かれたコチラの本で知りましたw。なんとかして楽に痩せたいという一心wで、この他力本願的自力ダイエット本をゲットしたんですけど、結果は…w。まぁ、この素晴らしい訓練法を知れただけでも、価値アリです。

最後に、供給過多なネガティブ情報に心を痛め、心身ともにお疲れの方に向けて、日本赤十字社がとても素晴らしいメンタルケアの記事や動画を配信されていますので、ご興味のある方はぜひこちらもご覧くださいませ。

それでは、健康かつ安全に過ごしましょうね〜!

日本赤十字社が呼びかけ 『コロナウイルス』心への影響に「ハッとした」「気をつけたい(grape)

「感染症流行期にこころの健康を保つために」シリーズの紹介(日本赤十字社)(各PDFファイル、とても分かりやすい!)

 

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