森の主様 #2


皆様、ごぶさたしておりま〜す。お元気ですか?いや〜〜〜、サボリにサボリましたw。前回、自律神経の調子がビミョーだのなんだのとお伝えしていたのですが、ほんのり早めにしっかり寝るというのを心がけたところ、びっくりするほどの快調期が訪れ、その勢いでおこもり生活脱出 → スタジオ出勤復活 → 創作のテンションがアゲアゲという、とんでもなく好調ループに突入しております。ここ数年出なかった大フィーバー状態なんですもの、そりゃ〜ブログの投稿も滞るわなぁ(言い訳)。そうやっておよそ1ヶ月ほどサボッている間に、お伝えしたい小ネタがほんのりたまってきて、イヤンな状態であります。ゆえに、フィーバー中ではありますが、隙を見てちょこちょこ小出しにしていけたらなと思っております。

前回、何のネタをやってたっけー?と振り返ってみたところ、そうそう、木の画像コレクションをガッツリお披露目していましたね。今回は、その続きのコレクションをザザっと紹介してみようと思います。

どどどん。こちらは世界遺産屋久島の森より、左は大王杉様、右は一般的な屋久杉様でございます。映画「もののけひめ」の舞台となった深い森はココを参考に作られておりまして、さらに左の大王杉様は、映画の中で重要な役割を担っていたシシガミ様ことデイダラボッチのモデルとも言われております。樹高24.7m、幹の太さ11.1m、樹齢約3000年という、トンデモナイお方!実際、ここの原生林はどこの森でも味わったことのない独特の雄大さと神聖な空気に包まれておりまして、出会った樹の皆様は、植物ではない何か別の生き物のように思えてくる不思議な森でありました。いや〜〜〜しかし大王杉様や、最終目的地の縄文杉様にお会いするまで片道約6時間(つまり行って帰ってくるまで13時間ぶっ通しのお歩き)の山道。山登りど素人な私、何度か天に召されそうになりましたw。ただ、私にとっては本当に心地の良い森だったので、山道のしんどさはあれど、苦痛さは一切感じませんでした。

どどん!こちらに座す美しく雄大なお方は、春日大社の御神木「社頭の大杉」様でございます。樹高約25m、幹の太さ役8m、樹齢800〜1000年の神々しいお方!春日明神の霊験をまとめた「春日権現記」(1309年・鎌倉時代)にも幼木のお姿で登場していらっしゃいます。あまりにも雄大すぎて、その美しさをiPhoneごときではとらえることができなかったのですが、奈良にお出かけの際には、ぜひ、かわいい鹿ちゃんと共に、そのお姿を生で体験してほしいです。

私が今年その壮大さと力強さに圧倒されたのが、こちらのお方、京都は貴船神社・結社に座す「桂の御神木」様でございます。見た瞬間「どっひゃー(昭和なノリ)」と思わず声を上げてしまったほどの大迫力。貴船神社の結社といえば、和泉式部が浮気性な夫が戻ってくるよう祈願したと言われている「縁結び」の超パワースポットと言われているお社でございますが、一方で「丑の刻参り」発祥の地とも言われております。丑の刻参りと聞くと、白装束に蝋燭2本、藁人形に五寸釘を想像される方もいらっしゃると思いますが、貴船神社本来の「丑の刻参り」は、貴船明神が降臨した「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に参詣すると、心願成就するという伝承によるものです。とはいえ、実際、「宇治の橋姫」というお方が、五寸釘のアレをココで行ったと言い伝えられておりまして、確かにこの桂の御神木様を見ていると、悪縁はバチバチ切ったるで〜という気合と慈愛にあふれていらっしゃるように見えます。貴船神社にはさらに「相性の杉」と呼ばれる夫婦円満、良縁を結ぶと言われる樹齢1000年のお方(下記画像左)やさらに素晴らしい雄大な巨樹が沢山いらっしゃいますので、京都に行かれる際には、ぜひ立ち寄って凛とした神聖な空気を感じてくださいませ。

いや〜、久しぶりの投稿となりましたが、いかがでしたでしょうか?私ごとなのですが、サボったバチがあたったのか、知らんうちにWordPressがアップデートされておりまして、画像投稿に異常発生中でございます。なんとか騙し騙しで調整しつつ、また少しずつペースを上げてアップできたらいいな〜と思っております。

それでは皆様、充実した1週間をお過ごしくださいませ〜。

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