名前のヒ・ミ・ツ♡

順調に投稿が続いておりますbearömixx days、本日第4回目の投稿でございますよ。しばらくツカミとして投稿回数のカウントを続けますが、そのうち飽きると思うので、それまでお付き合いくださいませ。

さて、このブログのタイトルやABOUTでも散々アピールしまくっている「BEARÖMIXX」という名前。これは私の創作活動から生まれる創作物&創作スタイルを総称するために作った造語なのですが、本日はこの名前の由来についてお話したいと思います。

きっかけはSchool Of Visual Artsの大学院でファインアートを学んでいたときのこと。初めて出会った人に私がアートを専攻しているというと、必ず聞かれるのが「どんな作品を作ってるの?ペイント?彫刻?抽象画?モダン?」でした。

私の作品群は、絵画、彫刻などの属性でいうと、ミクスドメディアという分類になります。絵画なら油、水彩、アクリル、彫刻だと木、金属、大理石というように、一つの作品に対して一種類の材料(例えば油絵具や水彩絵の具)のみを使うので、尋ねた方も説明する方も分かりやすいのですが、「ミクスドメディア」は名前の通り、材料ごちゃまぜで、作った本人も、色々使いすぎて何を使ったかもうワカラン!という分野。説明が面倒だから、ミクスドメディアって言うとけ!っていう説もあります。

先の質問に、属性はミクスドメディアと即答できるのですが、いざ、どの系統の作品を作っているのかと尋ねられると、返答につまっておりました。その頃すでにゆる〜〜〜〜いクマばかりを鬼気迫る勢いで増産していた私。抽象画でもなく、モダンや印象派でもなく、アート史のどこにも属さぬただのクマ………。強いて言うならPOP(アンディ・ウォーホルやバスキア属w)?ちゃうやろ!と、セルフツッコミを繰り返す日々。

卒業後、いざ、自分の作品を売りこむという段階になり、それまでに作ったモノを一同に眺めてみて、愕然としました。あまりにもいろんな材料に手を出しすぎて、自分の作風を説明するのが非常に難しくなっていたのです。

その時ふと、「あんたのクマの顔をロゴととらえたら、どんな材料、媒体でも、あんたの作品群として認識されるんちゃう?それにはブランド名みたいな総称が必要やで」という、デザインの神様が降りたような閃きが、頭をよぎりました。「ファインアートの作品群をグラフィックデザインのテクニックで創作展開する」というとらえ方。しかも、美術史のどこにも属さないクマを、独自の「主義」「スタイル」として説明できるんじゃない?

そうやって産まれた総称が『BEARÖMIXX』です。

どうです〜?なんだかすごくイイ話をした達成感があるのは私だけ…でしょうねw。

ちなみに、この名前、「クマ(BEAR)を(Ö)ごちゃまぜな(MIXX)材料媒体で表現する」という、おっちゃんのダジャレみたいな発想でつけたことはヒミツですよ♡

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