EVERYDAY DRAWINGS

皆様、いかがお過ごしでしょうか?日本ではようやく非常事態宣言が解除されましたね〜。こちらNYでは、様々な数値減少が順調に続いておりますが、いまだ新たな感染者は4ケタを記録しておりますので、まだまだ絶賛おこもり期間継続中でございます。とはいえ、数回にわたりお伝えしている通り、色々な活動がゆるゆると再開されております。まぁ、解除、再開と言いましても、ウィルス自体は消えていないので、引き続き、マスク着用消毒手洗いうがい必至生活を心がけたいですね〜。

さて、本日のネタなのですが、さすがに、そろそろ何かしらの創作活動について話した方がエエんでないかという神のお告げ…などはなかったのですが、昨晩ピーンと降りてきましたので、本日は私の雑多な作品群の中より「EVERYDAY DRAWINGS」について、ご紹介したいと思います。

このシリーズ、飽きっぽい私が約10年ほど続けている、ウォーミングアップ的ドローイングシリーズで、これを始めたのは2010年、大学院に復学した時のこと。以前、コチラの記事でも少しお話したのですが、当時「作品を作る事の意味」や「自分自身とは?」というような事について、超マジメに色々考えておりました。ここをご愛読くださっている皆様なら、お気づきになった方もいらっしゃると思うのですが、どうも私、余計なことを考えすぎるというか、色々語りすぎるとか、こじつけたがる癖がございまして、それは創作活動のコンセプトを組み立てる際にも、ところどころ露見しておりました。

そこで、思考を停止させて、心をまっさらにして、腕が動くまま、気持ちの赴くままに、木炭で真っ黒なクマwを描き続けていた時期、それと並行して生まれた、脳と心と手のウォーミングアップ作業こそが「EVERYDAY DRAWINGS」です。こちらは、いわゆる手癖で描いた落書きに近いモノで、基本の素材はパステルペンシルのみの一発描き。心掛けたのは、カラフルハッピ〜な画面。かたや鬼の形相で描く真っ黒なクマの世界、かたや超ハッピーハッピージョイジョイな世界。この情緒の振り幅よw。我ながら恐ろしいわ〜。とはいえ、ポジティブ&ネガティブの二つの心のアウトプットを用意したことで、より深くBEARÖMIXXの世界観を掘り下げられたのではないかと自負しております。

今回の記事に貼られている(一部を除いた)すべての画像群が「EVERYDAY DRAWINGS」シリーズのドローイングで、今回はほんの一部だけこちらに載せてみました。各々に「直感流」を駆使したアホなタイトルがついております。今回ご紹介したモノはアホさ控えめなのですが、基本ノリと勢いだけでつけているものばかりです。なのにナゼか、大学院で主に美術専門用語や言葉の響きを教えている講師から絶賛されました。何がウケるか全くわかりませんねぇ…w。

さてさてこのシリーズ、先にもお伝えした通り、その日のウォーミングアップとして行っているのですが、まっさらな状態で出てくるモノにフォーカスしていることが、自分にとっては功を奏しているようで、ココで描かれたモノが、別の新たな作品として生まれ変わることが多々あります。次にご紹介するのは、「EVERYDAY DRAWINGS」で生まれた子たちが、「BEARÖMIXX MEETS GD」というグラフィックデザインの技術を駆使した作品に生まれ変わった例です。

どちらもそれぞれの趣と独特の味があって、私、気に入っております。今、この「アナログ→デジタル」、もしくは「デジタル→アナログ」への変換にとても興味がありまして、今後はちょっとこの表現について色々掘り下げて行こうかなぁ〜と思っております。どんなモノが生まれるかは…乞うご期待☆

なんだか久々に、まともなことをお話した気がします。清々しいわぁ〜〜〜〜!!!たまにはまともなことをお話するのもイイですねぇ…。

それでは皆様、慎重に自粛解除しつつ、安全に楽しく過してくださいませ〜。

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